(電子機器修理・電化製品修理)ヘアードライヤーの修理依頼
プリント基板実装の高度技術者集団 古賀電子です。
美容室(理容室)様よりヘアードライヤーの修理のご依頼を頂きました。
古賀電子のような半田付け職人も同じですが、職人にとって道具は命と言うのはどこも同じで、手に馴染んでいるヘアードライヤーをどうしても直し、また使いたいとの事で、古賀電子にご相談頂きました。
お客様の職人魂に感銘を受け、何とか直してさしあげたいとの思いでお受けする事にしました。
さて、ヘアードライヤーの症状としては、使用中に突然電源が入らなくなったとの事で、お客様はヘアードライヤーの中に電子基板が入っていて、そのどこかで半田ショートや未半田などの電子機器製造上の不具合があったのではと考えておりました。
そこで、まずは古賀電子にてヘアードライヤーを分解してみました。
ざっくりと見渡してみたところ、ヘアードライヤーは割りとシンプルな構造の上、お客様が想定されていたような実装基板はありませんでした。
そこで、今回の原因はどこか他にあるのではないかと考え、お客様が日々の使用の中で負荷が掛りそうなコードに何か不具合があるのではないかと考え、調べてみることにしました。
コードを曲げ伸ばしして電源を入れてみると、ある時突然電源が入ったので「やはり」と思い、コードを中心に不具合箇所を調べてみると、接触不具合を起こしている箇所を発見!
原因は、コードの「断線」でした。
その箇所のコードを切断し、本体に組み付ける事で見事にヘアードライヤーが動くようになりました。
道具を大切にされている職人魂を感じ、改めて私たちも半田付けの道具を大切にしようと思うことができた良い仕事になりました。
このような電子機器の修理をご検討されている方、お気軽にお問い合わせください。